【大阪校】アルプス技研の課題動画の制作発表会
プロのアドバイスで作品をブラッシュアップ!コンテスト応募用動画の審査会をレポート♪
実践的な動画編集が学べるバンタンクリエイターアカデミーでは、メンバーたちが制作したコンテスト応募用の動画を映像のプロに見てもらう事前審査会が行われました!
今回応募するのは、アルプス技研の『CMパロディ動画コンテスト』
“人と人との心のつながり”をテーマに「アルプス一万尺」の替え歌を使った30秒程度の動画制作が課題です。
本日の審査員は、映像クリエイターのmillioneonうえでぃー様とソニーマーケティング株式会社の丸山様、吉岡様。
和やかな座談会形式で審査会スタートです(^^♪
発表するは6チーム。
トップバッターはAクラス1班です♪
絵本風の可愛らしい映像に「クオリティが高い」「絵が素敵」と審査員たちも高評価。
ただ、ポップな映像に対して歌が暗く、歌詞が聞き取りにくいとの指摘も。
メンバー「歌を依頼していた人がコロナになって、自分で歌ったものを編集したんですが、ボイスチェンジがうまくできなくて」
どうやら、思わぬアクシデントが起こり、思い通りに仕上がらなかったようです。
うえでぃー様「男性の声はボイチェンでキーを上げすぎると聞き取りにくくなってしまうので、ポップなテロップを入れて視覚的に可愛く見せることで、可愛く聞こえるような工夫をすると変わってくるかなと思います」
丸山様「子どもに歌ってもらって、その音程のズレも魅力にするといいかもしれないですね」
Aクラス2班の作品は、コンテスト情報を見つけたメンバーが仲間と協力して動画編集を行い、完成した作品を見た別のメンバーも動画制作を始める、という内容。
場面の切り替わりのテンポが良く、尺に緩急もあってトランジションの使い方がすばらしいと審査員たちは絶賛です。
うえでぃー様が気になったのは、スマホをのぞき込むシーン。
うえでぃー様「独特な場所から光が当たっていると思うんですけど」
メンバー「上からライトを当てたら逆光で暗かったので、下から当てるようにしました」
「下から当てる照明ってホラーの手法になるんですよね。コミカルな映像にはあんましないかな(笑)」と指摘され、知らぬ間にホラー要素が入っていたことにみんな爆笑。
「コミカルなシーンでは、ローアングルの使い方を考えるほうがいいかなと思います」とアドバイスを貰いました!
また、最後に突如現れたメンバーのシーンがわかりにくいという指摘も。
吉岡様「私はテーマを聞いているので、こういうことを説明したいんだなとわかったんですが、パッと見てメッセージがスッと入ってくるように、最後の持っていき方を工夫するといいかなと思います」
Bクラス3班の作品は、シンプルな記号を用いて地球規模のつながりを表現した、壮大な世界観の作品です。
この作品は審査員の間でも評価が分かれる結果に!?
シンプルでわかりやすかったと評した、うえでぃー様に対し、記号の持つ意味や色の変化を深読みしすぎて理解できなかったと丸山様。
「領地を広げていく戦国シミュレーションゲームのような形にも見えました(笑)」との指摘に「そう言われると、そう見えてくる!」と会場も爆笑。
メンバー「〇だけではうまくいかなかったことも、△という第三者が入ることによって解決し、結果、人と人は支え合って続いていくという意味で作りましたが、確かに見る人によっては他国を侵略しているようにも見えるなと思いました(笑)」
総評では、「若い人ならではのアイディアを研ぎ澄ませてほしい」「いろいろな視点で映像を見てください」などのお話がありました。
バンタンクリエイターアカデミーには自分たちが作成したものをフィードバックしてもらえる機会がたくさんあります。
アドバイスをもとに、より良い作品に仕上げていってくださいね!
皆さん、本日はお疲れさまでした。