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映像制作専攻のメンバーが、バンタンデザイン研究所キャリアカレッジ生によるランジェリーブランド「猫と文學」ムービーを撮影

2026/07/24 (FRI)

バンタンクリエイターアカデミーで「刺激を与え合う!」スクール横断プロジェクトが始動!

本プロジェクトは、映像制作専攻のメンバーが参加し、スクールや専攻を越えてクリエイター同士がつながり、一つの作品を形にするセッションです。

今回の依頼メンバーは、ランジェリーブランド「猫と文學」を手がける、バンタンデザイン研究所キャリアカレッジ在学中のデザイナー・鈴木ちえさんです。

バンタンクリエイターアカデミー在学の3チームが制作に携わりました。

それぞれが異なる企画を持ち寄り、外部スタジオを借りて3パターンのブランディングムービー撮影に挑みました。

【1. 文學作品の猫から着想を得たランジェリーブランド「猫と文學」】

ブランドを立ち上げた鈴木さんは、キャリアカレッジに2025年10月に入学。2026年9月に卒業を控えるメンバーです。週1回のコースで学びながら、自身のブランドをローンチします。

鈴木さん「もともとランジェリーを集めるのが好きでした。ただ、自分の身体のサイズに合う、気に入ったデザインのものがなかなか見つからなくて。それなら自分で作ろう、と思ったのが、この分野を学び始めたきっかけです。

「猫と文學」は、文学作品に登場する猫の持つ妖艶さ、気品、そして自由な精神をランジェリーに昇華させたブランドです。

『猫と文學』にした理由は、文学作品の中には猫が登場するお話がたくさんあって、その猫がきっかけで物語が進んでいったり、物語の上で重要な役割を果たすことが多いんです。」

物語の中に登場する猫をモチーフにランジェリーへと昇華させます。第1弾は、日本の古典文学を題材にしたシリーズで、1点目は、「源氏物語」に着想を得た白猫の作品です。

鈴木さん「白猫が御簾の紐を引っ掛けて、御簾が上がってしまうシーンがあります。その隙間から、中にいた女性の姿が外の男性に見られてしまい、そこから道ならぬ関係へと発展していく。猫がキューピッドのような役割を担ってしまうエピソードから着想を得ました。昔は高貴な人しか猫を飼えず、赤い紐でつないでいたそう。白ベースに金銀糸の刺繍の生地に細い赤紐を添えた雅なデザインに仕上げました」

2点目のランジェリーは、枕草子に登場する白黒の「ハチワレ猫」をモチーフにして製作。

鈴木さん「卒業後に、自分でSNS運用や映像制作をやっていかなければと思っていました。バンタンクリエイターアカデミースタッフさんが主体となり、『せっかくブランドを持っているなら、在学中にクリエイター同士でつながろう』と募集をかけてくださって。応募したところ、採用していただきました。在学中にこうした体験ができるのはすごく貴重です」

【2. 撮影現場――専攻を越えて、一つの画をつくる】

今回は、都内のスタジオを終日借りて、本格的な撮影にのぞみました。

3チームのうち、午後にカメラを回したのは、キャストに夏帆さんを迎えたチームです。

コンセプトは「自由気まま」、ターゲットは20代の女性。毛糸を机から落とす、後ろで手を組みながら歩く、花瓶の花に触れる、本を読む、机を撫でる、猫の置き物に微笑む、新聞を読む、その場でくるりと回る。猫を思わせる仕草のカットを、一つひとつ重ねていきます。

「猫と文學」と書かれた文庫本も、小道具として用意されました。

一つの動きを撮っては確認し、また撮り直す。短いカットの積み重ねが、少しずつ一本の映像になっていきます。

監督と撮影部は、カメラのアングルを細かく相談します。「ここは斜め左後ろから」「カップをなめるように」とチームに指示。

演技。スタッフからは「めっちゃいい!」「可愛い!!」と声があがり、現場は活気がありながらもリラックスした雰囲気で進みます。撮影の合間には、カメラマンからこんなリクエストが入りました。

カメラマン「撮りたい動作のあと、終わりに3秒くらい余分にほしいです」

動作プラスアルファの尺があるほうが、あとで編集部が扱いやすくなります。

編集を担当する小野さん「普段は映像に文字を入れたりする作業が多いのですが、今回は撮影現場で、みんなで一つの作品を作っていく感じが楽しいです!」

美術を担当した小林さんは、「椅子は、実家から運んできました。予算が2万円と限られていたので、小物を揃えるのは大変でした。そもそも、どんな世界観にするかも最初は決まっていなくて学外でも皆で集まってミーティングをしました。」と話します。

小道具の新聞はコーヒーで染め、使い込まれた風合いに。限られた予算の中で、画面に映るもの一つひとつに手をかけていきました。

監督を務めるのは、映像制作専攻3年の大野さん。「監督の仕事は、とても楽しいです。普段は『パッ』とか『ポン』といった擬音ばかり使って生きているのですが、イメージをより的確に伝えられるよう、語彙力を磨きたいと思いました。

周りのメンバーがみんな仕事のできる人たちばかりなので、うまくフォローしてもらいながら、チームでコミュニケーションを取ることができています。やってみると、みんなで何か一つのものを作り上げていくプロセスに、とても楽しさを感じています!」

メイクを手がけたのは、バンタングループ・ヴィーナスアカデミーの中川原さん、ヘアはバンタングループ・バンタンデザイン研究所の今井さんが担当。中川原さん「事前にヘア&メイクのイメージを共有してもらい、束感まつ毛や跳ね上げたアイラインに、ヘアはウエーブで気まぐれな猫の雰囲気を表現しています」とコメント。

スタイリング、映像、撮影、美術、編集、ヘア&メイク。専攻を越えたメンバーが、一つの映像を作り上げていきます。

別のチームでディレクターを務めた東さんは、源氏物語の「白猫」を題材に、白い床に赤い紐を用意した「水引」のイメージで、和の雰囲気をつくり込みました。「企画を立てるところを担当しました。絵コンテにして、自分のイメージをチームに伝えるのが難しくて。でも、チームが助言をくれて、同時にそれが楽しくもありました」

「猫と文學」デザイナー・鈴木さん「1チーム目は、最初に伝えたコンセプトや世界観を深く理解してくれて、モデルさんの魅力も相まって、ぴったりのシーンが撮れました。2チーム目はまた違う感覚で、映画の冒頭を見ているような、ストーリー性のある演出に。3チーム目は、本の中のイメージを海外のアンティークカフェのような世界観に落とし込んで表現してくれました。受け取る人によって、イメージがこんなに変わるんだと、新鮮でとても楽しかったです」

【3. 3グループ3様、チームで世界観・クリエイティブが変わる】

鈴木さん「ランジェリーのブランドだからといって、そこにとらわれすぎなくて大丈夫です。何の動画か分からなくてもいいので、自由気ままな猫のように、自由に作ってほしい」と委ねた結果、3チームはまったく異なる映像に仕上げました。

現在「猫と文學」はECサイトを含めて準備中ですが、今回撮影した映像は、今後のSNS発信のキービジュアルとして使う予定。「モデルさんもイメージにぴったりで、ランジェリーを素敵に着こなしてくださいました。ヘアメイクも、監督の伝えたいイメージにすごく忠実で。在学中でありながら本当にクオリティが高くて、心からありがたいなと思っています」と感謝の気持ちを伝えていました。

同世代のクリエイターが集まり、企画から撮影、美術、編集までをトータルで進めることができました。完成した映像、ぜひ楽しみにしていてください!

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