YouTuberになるには?スマホで始める手順と必要なスキルを解説
この記事のポイント
| ・インフルエンサーは広告メディアの役割を担っている
・主な収入源はPR案件、広告、アフィリエイトの3つ ・個人事業主として活動するには納税の知識が欠かせない |
「YouTuberになりたいけど、何から始めればいいか分からない」「特別な機材がなくても、今持っているスマホだけで本当に始められるの?」そんな疑問を持つ人は多いはずです。
この記事では、YouTuberの仕事内容や必要なスキル・収益の仕組みといった基本から、スマホを使った具体的な始め方まで解説します。
YouTuberとは?

YouTuberとは、動画共有プラットフォーム「YouTube」に自身が制作した動画を継続的に投稿するクリエイターのことです。
視聴者を楽しませたり、役立つ情報を届けたりする役割を担います。日本国内の月間ログインユーザー数は7,000万人を超えており、個人の好きや得意を世界中に発信できる職業として注目を集めています。
今やYouTuberは単なる趣味の枠を超えた存在です。企業のプロモーションを担ったり、自社の商品やサービスを展開したりと、経済的にも社会的にも大きな影響力を持つビジネスとして広く認知されています。
スマホでYouTuberを始める方法

ここでは、スマホでYouTuberを始める方法と仕事内容を解説します。
STEP① アカウントの初期設定
YouTuberとしての第一歩は、動画を投稿するためのチャンネルを開設することです。まずGoogleアカウントを取得し、YouTubeにログインします。このとき、個人名がそのままチャンネル名になる個人アカウントではなく、自由なチャンネル名を設定できる「ブランドアカウント」を作成するのがおすすめです。複数人での管理にも対応しているので、将来的な運用の幅が広がります。
チャンネルを開設したら、アイコン画像やチャンネルの概要欄を丁寧に設定しましょう。視聴者が一目でどんなジャンルの動画を扱っているか分かるようにするためです。スマホアプリから数分で完了しますが、チャンネルの今後を決める重要な初期設定になります。
STEP② 企画・構成案の作成
アカウントの設定が終わったら、動画の中身を決める企画と構成案の作成に入ります。思いつきでカメラを回すのではなく、どんな視聴者層に向けて、どんなテーマの動画を届けるのかをリサーチすることが大切です。スマホのメモアプリなどを活用しながら競合チャンネルを分析し、独自の切り口や価値を見出していきましょう。
企画が決まったら、動画全体の流れやセリフ、カメラワークの指示をまとめた台本を作ります。この準備段階での設計が、動画の面白さや視聴者を飽きさせない展開を左右します。仕事内容の中で最も時間をかけるべき工程です。
STEP③ スマホを使った撮影
企画内容に基づいて、実際にスマホで収録を行います。現代のスマホはカメラ性能が優秀なため、設定次第でプロ用カメラに劣らない高画質な映像を撮ることができます。撮影時は画質(フルHDまたは4K)やフレームレートを適切に指定し、手ブレを防ぐために三脚などで固定しましょう。
映像と同じくらい重要なのが音声です。聞き取りやすい音声を収録するためにスマホのマイク位置を意識し、周囲のノイズが入らない静かな環境で撮影します。
STEP④ アプリでの編集・サムネイル作成
撮影した動画素材を、スマホの無料動画編集アプリに取り込んで形にしていきます。まず、長時間の素材から不要な間や言い間違いをカットして、テンポ感を整えましょう。次に、重要なセリフや強調したい場面に適切なフォントと配色のテロップ(字幕)を入れます。動画の世界観を演出するBGMや効果音を最適な音量バランスで追加すると、視聴者が途中で飽きて離脱するのを防げます。
また、動画の看板となるサムネイル画像の作成もスマホ内で行います。小さな画面でも一目で内容が伝わるよう、インパクトのあるキャッチコピーを配置し、視聴者のスクロールを止めるデザインに仕上げましょう。
STEP⑤ 投稿とデータの分析・改善
完成した動画とサムネイルを、スマホのYouTubeアプリやブラウザ版のYouTube Studioからアップロードします。投稿時は、検索で見つけてもらいやすくするために動画のタイトルや説明文に関連キーワードを盛り込む工夫が必要です。
動画を投稿して終わりではありません。投稿後はYouTube Studioを使い、リアルタイムの数字をチェックします。インプレッションクリック率や視聴維持率、視聴者の年齢層などのデータを分析し、「なぜこの動画はクリックされたのか」「どの場面で離脱してしまったのか」を突き詰めましょう。この検証と改善を繰り返すことで、チャンネル全体の評価を高めていけます。
YouTuberに必要なスキル

ここでは、YouTuberに必要なスキルを解説します。
スキル① 市場のニーズを掴む「企画・マーケティングスキル」
YouTuberとして重要なのは、視聴者が「見たい」と思う動画のテーマを生み出す企画力とマーケティングの視点です。自分の撮りたいものをただ発信するだけでは、膨大な動画の中に埋もれてしまいます。再生数を伸ばすためには、ターゲットとなる視聴者の悩みや関心をリサーチする必要があります。
競合チャンネルを分析したうえで、自分にしか提供できない独自の切り口を見出すことが大切です。トレンドをいち早くキャッチし、自分のジャンルに落とし込む企画力が、チャンネルの成長スピードを大きく左右します。
スキル② 視聴者を離脱させない「撮影・編集技術」
動画をクリックした視聴者を最後まで引き込むための撮影・編集スキルも必須です。映像や音声に不快感があると、視聴者はすぐに動画を閉じてしまいます。具体的には、ブレのない適切な構図を保つ技術や、クリアな音声を収録するノウハウが必要です。
編集では、無駄な間を削るカット技術、適切なタイミングで挿入されるテロップ演出、動画の世界観を盛り上げるBGMや効果音の選定センスが求められます。これらの技術が組み合わさることで動画のクオリティが高まり、視聴維持率の向上につながります。
スキル③ 数字から課題を見つける「データ分析スキル」
動画を投稿した後、その結果を感覚ではなくデータとして捉え、改善していく分析スキルも重要です。YouTube Studioで確認できるインプレッションクリック率や視聴維持率などの指標を読み解き、チャンネルの課題を明確にしていきます。
例えば「クリック率が低いならサムネイルやタイトルに問題がある」「動画の開始10秒で多くの人が離脱しているならオープニングの構成を変えるべきだ」といった分析が必要です。数字の裏にある視聴者の心理を読み取り、次の動画の企画や編集に活かしていくことで、チャンネルの実力を高めていけます。
YouTuberの収益の仕組み

YouTuberが動画投稿から収入を得るための根幹となるのが、YouTubeパートナープログラムへの参加です。投稿した動画の前後や途中に広告が流れたり、動画内にバナー広告が表示されたりすることで広告収入が発生し、その一部がクリエイターに分配されます。
広告収益を受け取るためには、YouTubeが定めている一定の条件をクリアする必要があります。
まず最初に、チャンネル登録者が1,000人以上いることが収益化の最低条件になります。そのうえで、長尺動画の視聴(直近12か月間)で総再生時間が4,000時間以上あること、もしくはショート動画の視聴(直近90日間)で視聴回数が1,000万回以上あることが求められます。
また、コミュニティガイドラインの違反警告がないことや、Googleアカウントで2段階認証プロセスがオンになっていることも条件として記載されています。
| 収益化の基準 | 必要な条件 |
| チャンネル登録者数 | 1,000人以上 |
| 長尺動画の視聴(直近12か月間) | 総再生数が4,000時間以上 |
| ショート動画の視聴(直近90日間) | 視聴回数が1,000万回以上 |
YouTuberの主な収入源
YouTuberの収入は、再生回数に応じた広告収入(AdSense報酬)だけではありません。チャンネルの知名度や影響力を活かして、多くのクリエイターが収入源を確保し、安定したビジネスを展開しています。
代表的なのが、企業から依頼を受けて特定の商品やサービスを動画内で紹介する企業案件(タイアップ広告)です。登録者数や動画のエンゲージメントに応じて報酬が支払われるケースが多く、貴重な収入源となっています。
また、熱心なファンから毎月一定の支援を受けるチャンネルメンバーシップや、生放送中に視聴者から直接寄付を受け取るスーパーチャット(投げ銭)といったファンビジネスの仕組みも活発です。そのほか、オリジナルグッズの販売や、培ったスキルを活かして他社のYouTubeチャンネルの運用代行・動画編集を請け負うなど、活躍の幅は多岐にわたります。
バンタンクリエイターアカデミーが選ばれる理由
ここでは、バンタンクリエイターアカデミーが選ばれる理由をご紹介します。
現場実習でリアルな経験を積める
バンタンクリエイターアカデミーの強みは、在学中からリアルなクリエイティブな現場に飛び込んで経験を積める、現場実習がカリキュラムに組み込まれている点です。教科書を読み進めるだけの座学中心の授業とは全く異なります。
学生たちは実際に企業のYouTubeチャンネルの運用や、プロクリエイターの動画制作現場にアシスタントとして携わり、現場で求められるクオリティやスピード感を肌で学びます。卒業する頃には即戦力として業界から求められるプロの力を身につけることができます。
>>>実際のプロジェクト「【産学協同プロジェクト】株式会社サンリオの新アプリ「Omoide Badge」のプロモーションムービーを、在校生が企画&制作!」を見る
充実した企業ネットワークと就職サポート
動画業界との深いつながりを持つバンタンだからこそ提供できる、企業ネットワークと手厚い就職・デビューサポートも選ばれる理由のひとつです。講師陣は100%現役で活躍するトップクリエイターや業界のプロフェッショナルで構成されており、常に変化するYouTubeの最新トレンドに基づいた直接のフィードバックが受けられます。
独学で何年も遠回りするよりも、同じ夢を持つ仲間と切磋琢磨し、プロの環境と就職ノウハウをフルに活用することが、クリエイターとして自立するための確実な近道です。
>>>実際の授業「【特別授業】UUUM所属のクリエイター・はじめしゃちょーさんが講演」を見る
YouTuberに関するよくある質問
最後に、よくある質問にお答えします。
完全未経験から始めて、本当に仕事にできますか?
完全な未経験からでも、動画クリエイターを仕事にすることは十分に可能です。現在第一線で活躍するトップクリエイターの多くも、最初は知識ゼロからのスタートでした。ただし、早くから経験を積むほうが有利なのは間違いありません。
最初から高額なPCやカメラを揃えるべきですか?
活動のスタート段階では、最初から高額な機材を無理に揃える必要はありません。まずは手元のスマホと無料の編集アプリを活用して、動画制作と投稿の流れや発信する楽しさを体感することが先決です。
YouTubeの専門学校・専門校に行くメリットは何ですか?
独学との違いは、挫折を防ぐ仕組みが整っている点にあります。独学では何が正しい知識なのかを見極めるのが難しく、再生数が伸びない孤独やアイデアの枯渇によって多くの人が途中で諦めてしまいます。専門学校では現役のプロから直接フィードバックをもらえるほか、在学中から実際の企業チャンネルの運用に携われるインターンシップの機会もあります。